入院診療
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入院診療のご案内
外来治療では症状の改善がむずかしいと判断された患者さんを対象に、入院治療を行なっています。
当病院には精神病棟として、急性期の治療病棟と慢性期の療養病棟があり、入院が必要とされた当初はまずは症状の軽減を目標として、原則的に急性期の治療病棟での治療から始まります。
症状がおちついてきても、なお退院には不安が残ると判断された場合は、慢性期療養病棟で治療を継続する場合があります。
入院中は、薬物療法や精神療法の他、レクリェーションを含めた作業療法など組み合わせて、総合的な症状の安定化を図ります。
入院当日の手順
- 外来診療を受け、入院が必要と診断された方は病棟にて入院の手続きをお願いいたします。
- 当日は担当看護師が病室までご案内いたします。
- 病棟では看護師と精神保健福祉士が入院生活についての必要事項をご説明させていただきます。
入院時にご用意いただくもの
- 保険証
- 高齢者医療受給者証
- 各種医療証
- その他各種公費受給者証
- 印鑑
- 入院中の生活用品、日用品
(衣類、下着、内履き、タオル、バスタオル、洗面用具、ティッシュペーパー等)
※入院される病棟によって多少違いがあります。入院時に病棟で詳しくご説明いたします。
面会・お見舞い
面会時間:午前9時~午後7時
※ただし、患者さんの病状によってはご遠慮いただく場合もございますことをご了承ください。
外出・外泊
- 外出や外泊は治療のひとつです。ご家族と主治医との相談の上で行いますので、ご協力お願いいたします。
入院を希望される皆様へ
外来通院中の患者さんの場合 | 外来へご相談ください。 外来診療で医師が判断いたします。 |
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他の医療機関や介護施設に 入院中、入所中の方 |
まずは医療相談室へお電話ください。 患者さんの症状、情報等をお聞きし、折り返しご連絡いたします。 |
その他、入院に関する相談やご質問等は医療相談室でお受けしております。お気軽にご相談ください。
<お問い合わせ>
0237-72-7811(代) 担当:医療相談室
入院看護の理念と方針へ
入院看護は、以下の理念と方針に基づいて行われます。
看護部の理念
【精神科看護の専門職として、次の四つを理念とする。】
- 1病者の尊厳を守る看護
一人一人の患者に目を向け、一緒に考える看護を提供する。 - 1地域の人々に信頼される看護
地域の人々の期待に答え、一つの役割を担うように努める。 - 1他の職種と協調していく看護
人を大切にする医療、看護活動の拡大のために、共に話し合い職種間の連携をはかる。 - 1共に啓発・成長できる看護
知識・技術の向上に努め、互い啓発しあい成長・前進していく。
看護部の方針
【患者理解に基づいた看護展開を!】
そのためには以下の精神科看護の四力を身につけ実践できるようにします。
- ステップ1
- 臨床症状に自分を居合わせる力。
- ステップ2
- 自分と相手との関係の中で生じていることを見て取る力。
- ステップ3
- それらを統合してその時、その場にふさわしい行為をあみだしていく力。
- ステップ4
- その行為を見届けていく力。