新着情報
アルコールプログラムを展開しています
当院では、アルコール依存症で苦労している方と日々共に学び、悩み、考える「アルコールプログラム」を展開しています。アルコール依存という生活障害と、鬱やストレス脆弱性など本来抱えている問題とが複合された様々な苦労を抱えている方々を前に、依存症の精神医療の難しさを感じています。
「アルコールプログラム」担当は、精神保健福祉士、臨床心理士、作業療法士、栄養士、看護師と多職種連携で行われています。30年度から担当に加わった3名の看護師がこの度、下記の研究会に参加してきます。
第29回 日本アルコール看護研究会 宮城大会
テーマ「東北魂を感じて!情熱と教育」
日程:2019年2月22日(金)~2月23日(土)
「時代の変化に我々看護者は翻弄されていますが、依存症者及び家族から、より質の高い専門性をもとめられます。これに応じて行く為に幅広い知識、多角的に俯瞰する視野を持つ必要性がありますが、1人で力をつけようとしても限界があります。依存症者が1人で回復できないように、私達援助者も共通の悩みを抱える仲間が必要です」
(東北アルコール看護研究会会長挨拶より抜粋)
会長の挨拶文にもあるように、チームワークを大切にし、これからも当事者の声に耳を傾けながら、新しい風を入れていくことと、より一層の研鑽と学習を大切にしていきたいと考えています。