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アルコール依存症プログラムを一新しました。
昨今、外来や入院患者さんにも増加しているのが、アルコール依存症の方々です。「入院中は良いけれど、退院したら、やっぱり飲みたいという欲求を抑えられない。」「ストレスが目の前にあるから飲んでしまう」などの声がこれまでも、多数ありました。
そこで、これまで個別対応を中心に行っていた治療プログラムを、小グループも活用する構造に変化させました。
受け持ち看護師や主治医以外に、アルコール依存症担当医師を決め、看護師も担当を固定し、精神保健福祉士や作業療法士、栄養士とチームを組んでいます。プログラムは、以下の4つを柱とし、一人でも多くの患者さんの回復を狙います。
≪プログラムの柱≫
①アルコール依存症を理解するための教育プログラム
②心理教育をベースにした自助グループ
③情報提供
④ご家族も含めた個別対応
担当看護師および精神保健福祉士は、全国的にアルコール依存治療の先駆けとされている久里浜医療センターへの研修にも参加し、職員も力を入れて取り組みたいと考えております。