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当院の看護師が、研究成果を発表してきました。

2015年10月04日

 8月7日に行われた、日本精神科看護協会(以下、日精看)山形県支部主催の支部研究発表会にて、当院の精神科入院病棟の研究チームが看護研究論文を発表してきました。
 発表した演題は『スケールを用いて、双極性障害の自覚を促す試み』というもので、長期にわたり繰り返し鬱と躁の気分変化を起こす方への看護場面での取り組みをまとめたものです。
 当日の質疑応答では、「使用したスケールはオリジナルなのか、参考にしたものはあるのか?」「研究で目指したものは、患者さんの意識改革(教育)か、看護師側の患者理解や対応の変化か?」など、多数の質問が寄せられ、手ごたえを感じてきました。
 この研究論文は、日精看山形県支部の推薦を受け、11月12日に山形市で行われる山形県看護協会県支部および日精看県支部共催の「山形県看護研究学会」にて、再度発表してくる予定です。

 当院では、毎年3月に「院内研究発表会」が開かれており、看護師、介護士に加え、作業療法士などが日頃の取り組みをまとめています。こうした地道な努力は、目の前にいる患者さんやそのご家族へのより深い援助につながると考えています。

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